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Heart Break Hotel
場末のホテルで、ひっそりと地味に暮らしています。
2010/05/23
雨の日曜日
降り続く雨で、街の熱気が消えて行った。肌寒い。
昨夜のライヴ写真を整理しながら、ハートブレイクホテルでブルレコのライヴページを編集してる。
間もなく、夜になってしまいそうだ。
2010/05/20
アコースティック
隣町にロックBARがオープンするらしい。そこからオファーの声が掛かった。
ブルレコの締切だけど、出演させていただくことにした。
サックスとアコースティックギターで弾き語りをしようと思う。
ライヴも仕事も予定を入れようと動いているときにはなかなか入らないけれど、入るときには自分が何もしなくとも入ってくる。
なるようになるのが、世の中。
2010/05/18
手書きの原稿
俳優の市丸優さんから手書き原稿が届いた。
封筒の宛名書きも達筆であったけれど、便箋に綴られた原稿の文字の綺麗さに驚いた。
PCで打ち直し、味気ないデジタルフォントに変えてしまうことがためらわれる。
人格を反映するかの様な立派な文字には、読む人を圧倒してくる、太い力がある。
綺麗な文字を書ける人、難しい漢字を手書きで書ける人がどんどんいなくなっている。
祖父は字が綺麗だった。
わたしは下手くそだ。
2010/05/17
最後の花時計
故 遠藤周作さんが経済新聞の連載欄「花時計」に残した('93年12月~'95年4月)、最後の言葉で綴られたエッセイ集『最後の花時計』を読んでいる。
わたしは25年来の遠藤さんのファンなので、どの話も非常に興味深く、襟を正すような思いで読み進めている。
文庫の巻末には作家 加藤宗哉さんの解説が添えられている。
素晴らしい偉人が残した最後の言葉、そして解説で明かされた壮絶な闘病生活。
一字一句がわたしの心の深いところに強く突き刺さってくる。
2010/05/15
カセットテープ
まだわたしが真面目に音楽を聴き、真面目に写真を撮り、真面目に文章を書いていた頃。
ポニーキャニオンから小島麻由美がデビューする前夜、1stシングル「恋の極楽特急」のデモテープが届いた。
そう、当時のサンプル音源というのは、CDではなく必ずカセットテープだった。その後、MDとなり、CDとなった。
テープを聴いた直後、当時の邦楽セールスの担当者にすぐに手紙を書き、彼女の記事を書きたいからすぐにサンプルアルバムを送ってほしい、とお願いした。
今でもこの曲を聴くと、色んなことを思い出す。
2010/05/13
名前
ハートブレイクホテルの2階の隅っこの部屋で暮らしてる。
今夜はボケロウ・オン・ザ・ロックの「チャーリーの行方」、ナオリュウの「限りない夢と」、稲妻食堂の「あかり」を聴きながら、突然壊れてしまったハードディスクの修理に取りかかってる。
さっきジムでボクササイズをしてきた。
お目当ての女の子に会えなかったのが残念だ。
がっかりだ。
でもそういうことは、よくある。
次に会ったとき、名前をきこう。
2010/05/12
しかたのない男
昔、親父が生きていた頃、親父は黄色いパッケージのPeaceを一日に三箱吸っていました。
先週からわたしは白いパッケージのPeaceを吸っている。
以前は人から禁煙を勧められるとすぐに腹を立てていましたが、今は余裕を持って聞き流せるようになりました。
なぜならば、わたしはしかたのない男なのだということを強く自覚出来たからである。
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自己紹介
ブルレコ
ホテル, ハートブレイク, Japan
ブルーレコードエンタープライズ代表。文章を書いたり写真を撮ったりしながら暮らしています。時々、稲妻食堂という名前で曲を書き、歌を唄っています。ホテル暮らしとエアロビクスには慣れてきました。
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